万が一の事故で賠償金が発生したとき。

自動車保険は、高額な賠償金の請求から自分を守ってくれる『セーフティーネット』の役目を果たします。

あってはならない自動車事故。不運にも事故に遭い保険を使うときのポイントをご紹介します。

事故の被害者になったとき

被害者になったときのポイント
車を運転していて事故に遭いケガをしたときは、治療費は自賠責保険から支払われます。
自賠責保険は、被害者救済のための強制保険。例え相手が無免許であったり飲酒運転であったりしても治療費は支払われます。
ただし、自分が車を運転している以上、例え被害者であったとしても過失割合が付くこともあるでしょう。その場合は、過失割合に応じて保険料が支払われます。
治療費や慰謝料は、相手の保険から支払われます。事故に遭ったときは、相手の名前や住所、連絡先を確認しメモしておきましょう。

事故の加害者になったとき

加害者になったときのポイント
自分の運転ミスで相手にケガを負わせてしまったり、家屋などの”モノ”を破損してしまったときは、速やかに警察へ通報しましょう。
警察が発行する「事故証明書」が無いと、保険を請求することができません。
自分の過失で相手にケガを負わせたときは、「行政処分」、「民事処分」、「刑事処分」の3つの責任を問われることになります。被害者に対して賠償金の支払いも大切ですが、なにより「誠意」を見せることが重要になります。
慣れない事故でパニックになってしまいますが、そんな時は保険の担当者が心強い味方になってくれます。被害者への”誠意”の見せ方やタイミングも適宜に教えてくれるでしょう。

ケガをしたときの慰謝料

慰謝料の請求ポイント
事故の被害を被ったときは、慰謝料を請求することができます。慰謝料とは「人身的損害」と「物的損害」の2種類あります。
それぞれ基準となる係数や判例を元に算出されますが、交渉次第で変動します。相場を知らないと足元を見られるため、慰謝料が低くなってしまうことも…。
高い慰謝料を請求するには、示談交渉を弁護士に依頼することが得策です。

自動車保険は、保険会社によって保険料に差がでます。
補償内容やサービスも大切ですが、できるなら保険料を安く抑えたいですよね。

保険料を安くするには、自分の運転条件にマッチした保険を選んで「無駄を無くす」ことが大切です。

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