自動車保険には、2つの更新パターンがあります。
1つは、そのまま継続パターン。2つは新しい保険会社へ乗り換えるパターンです。
自動車保険の「継続」と「乗り換え」を検討する時というのは、車を買い替えた時に行う人が多いかと思います。
もしくは、例年通り、更新通知のはがきがきてそのまま何もせずに更新してしまう人もいるでしょう。
車を買い替えるにしろ、毎年そのまま継続するにしろ、月々の保険料は安くしたいものです。
今回は自動車保険の「乗り換え」と「継続」ではどのように料金が変わるのかを述べていきます。
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自動車保険の「継続」がお得なパターン
自動車保険の「継続」とは、文字通り同じ保険会社で今年も車の保険をお願いすることを指します。
例えば、車を買い替えたとしても、新しい保険会社に切り替えることはせず、そのまま同じ保険会社で車両入れ替えの手続きを行うことも「継続」ですね。
ちなみに、今まで同じ車を乗っていて今年もその車を乗る場合だと、自動車保険を乗り換えるより「継続」を行った方がお得かつ手続きが楽です。
どうしてかと言うと、同じ車を新しい保険会社へ乗り換えた場合、月々で保険料を支払っている人は、翌月に2回保険料が引き落とされることになります。
1つは乗り換えるまで入っていた保険料。1つは新しく乗り換えた保険料です。
保険料は基本的に翌月から引き落としがスタートになりますので、古い方と新しい方と引き落としの料金が重なってしまうことになるのです。
ただし、保険料を一括で支払っている人は含まれません。
その他、気をつけなければいけないのは等級の継承です。
自動車保険を「継続」する場合は勿論等級をそのまま引継ぐことができますし、余計な手間暇をかける必要がありません。
しかし、自動車保険を「乗り換える」と等級の引継ぎはできますが、また更新月まで同じ等級で過ごさなくてはいけません。
この部分はややこしいので簡潔に言うと、
等級が一番上の等級(20等級)以外の人は「継続」にしておくとお得
ということです。
最後に、今はダイレクト系保険(ネット型保険)もはやっています。
20代や30代だとダイレクト系の保険の方が安く済む場合もあります。
まずは自分自身で何が合っているのかをよく検討していきましょう。
自動車保険の「乗り換え」がお得なパターン
自動車保険を乗り換えるタイミングというのは、自動車を買い替えた時ではないでしょうか。
もしくは、節約のために支出を見直す人、自動車保険に興味がある人など様々かと思います。
中でも乗り換えがお得なパターンを紹介していきます。
自動車保険の満期日が近い場合
自動車保険には「始期日」と「満期日」という用語があります。
例えば、平成29年6月1日から平成30年6月1日まで保険を組んだとします。
この保険を組んだ日が保険適用日になり、「始期日(平成29年6月1日)」となります。
「満期日」は逆の考え方で、保険適用が終了になる日=平成30年6月1日となります。
この「始期日」と「満期日」は保険を乗り換えるときにとても重要になりますのでしっかり把握しておきましょう。
満期日が近い人だと、新しい保険へ加入する時に等級も1つあがった状態で加入できるようになるのでお得に乗り換えをすることができます。
10代~20代の人の場合
10代や20代ではどうしても保険料が高くなりがちです。
特に免許をとったばかりの18歳だと月々2万から3万円も払っていかなくてはいけません。
その場合は思い切ってダイレクト型(ネット保険)保険へ乗り換えてしまいましょう。
かなり金額が安くなります。
保険の内容がよくわからないからダイレクト型保険にするのは不安だな、と思う人もいるかと思います。
大手ダイレクト型保険だとチャット形式で気軽に保険のことを聞くことができますし、電話対応や事故対応も比較的評価が高くなってきています。
是非一度検討してみてください。
割引キャンペーンを利用する場合
色々な保険会社では、乗り換えを検討しているお客様に対して様々な割引を実施しています。
例えば、アクサダイレクトやソニー損保ではネット割引や早割。
あいおいニッセイ同和損保などではワンデーサポートといって、一日だけの保険を何度か使用すると新規保険加入する時に安くなるサービスもあります。
注意が必要なのは、その割引はほとんどが1回限りだということです。
自動車保険に加入し、更新日が来るたびにその割引がずっと適用されるわけではありません。
あくまで加入したその時だけの割引です。ですので、割引はもちろん、1年後の保険加入プランも出してもらうと良いでしょう。
まとめ
「継続」が得なのか「乗り換え」が得なのかは、その人の車の状況や保険会社の状況によって変わっていきます。
どちらにもメリットデメリットがありますし、損得で自動車保険を考えるというよりは自動車保険の中身をしっかり考えた方が良いと言えます。
しかしながら月々の支払は安いに越したことはありません。
まずは自分にとって「継続」がお得になるのか「乗り換え」がお得になるのか、両方見積もりを出してみてはいかがでしょうか。
自動車保険は、保険会社によって保険料に差がでます。 保険料を安くするには、自分の運転条件にマッチした保険を選んで「無駄を無くす」ことが大切です。 実際、私も保険を見直し乗り換えることで、23,000円安くすることができました。 複数社の保険を比較し、カンタンにぴったりあう保険を見つけましょう! 車を高く売るには、「一番高く売れるお店を探す」ことに尽きます。 買取会社によって欲しい車が異なるため、同じ車の査定でも会社により平均で13万円以上の差がでると言われています。 私も日産のティーダを一括査定に依頼したところ一番高いお店と低いお店で15万円の差が出ました。 一括査定は、1分の入力で最大10社の一括査定を無料で申し込むことができます。1分の入力で簡単に最高額の会社を見つけることができるのです。
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