自動車保険は、車についている保険ですが、運転している人が大きく関ってきます。
契約内容に誤りがあると、いざ保険金の請求する時に「保険金が支払われない」などの大きなトラブルになりかねません。
ライフスタイルが変わったら何を気を付ければ良いでしょうか?
このページでは、自動車保険の名義変更、等級についてご紹介します。
自動車保険の契約形態、等級とは?
自動車保険には、「保険契約者」、「被保険者」という概念があります。
保険契約者とは?
保険契約者は、その保険契約の一切の権限を持っている人です。保険料の負担者であるという意味合いがあります。
記名被保険者は、保険をかけられる人であり、その契約の等級の持ち主であるという意味合いを持っています。
被保険者とは?
被保険者は、車の持ち主、またはその車を最も運転する機会がある人ということになります。
ライフスタイルにより、お車を所有・使用の状況が変わった時には、契約変更が必要となります。
等級とは?
また、等級とは、個人の契約については『ノンフリート等級』といい、6等級からスタートし、20等級が最高となります。
保険を請求すると、請求金額や事故の大きさを問わず、1事故と判断されれば、3等級下がります。
また、飛び石やいたずらなど不可抗力といえるような事故であると判断されると、1事故1等級下がります。
ノンフリート等級で割引される
ノンフリート等級割引という割引制度があります。
これは、事故の有無によってと、等級によって割引率が変わる制度です。
等級の数字が低い場合はノンフリート等級割引率が低く、数字が高い場合は割引率が高くなります。
等級以下については、『デメリット等級』ともいわれます。
保険の請求が多い契約であり、リスクが高い被保険者であると、保険会社での引き受けの判断材料となります。
⇒ノンフリート等級制度とは?20等級で最大60%の割引を受けられる!
家族なら誰にあげてもいいの!?等級継承について
1月~3月、7月~8月の季節で多くなるのは、家族の転勤や、子どもの進学に伴う下宿、就職に伴う引越しですね。
状況によっては、自動車保険契約の名義変更が必要となりますが、ノンフリート等級をあげることを『等級継承』といいます。
等級継承には、以下のように継承出来る人が決まっています。
- 記名被保険者の配偶者
- 記名被保険者の同居の親族
- 記名被保険者の配偶者の同居親族
たとえば、今まで家族で運転していた車を、お子様が就職に伴い一人暮らしをすることになり、車を持っていかなければならない場合はどうでしょうか。
このケースの場合、保険契約者は、保険料を負担する人なので、変更有無は問いません。ただし記名被保険者は、名義変更が必要です。
それは、車を主に運転する人、車を維持管理する人が変わるからです。
契約上、主に運転する人が東京で、車と実際に運転する人が京都にいるというのはありえないということです。
ただし、記名被保険者の同居の親族への継承が可能ですので、別居であると継承できません。
引越しをする前に手続きを済ませることがポイントです。
あわせて注意が必要なのは、使用目的、年齢条件、運転者限定特約などの条件の確認と変更です。
運転者限定特約は、被保険者からみた場合の限定範囲となります。
たとえば、現在は、家族で運転するので『家族限定特約』となっていても、名義変更をして子どもを被保険者としたケースでは・・・
お子様からみた場合の運転者限定は、一人暮らしで家族がいない場合の『本人配偶者限定』や『本人限定(保険会社による)』にすることで、保険料を若干抑えることが出来ます。
ただ、注意が必要なのは、親御さんがお子様の一人暮らし先へ行き、その車を運転したい場合は、『本人配偶者限定』や『本人限定(保険会社による)』はもちろん補償されません。
また、『家族限定特約』も範囲に含まれないので補償されません。
運転者限定特約は付帯しない契約にしておく必要があります。
保険会社にアドバイスをもらおう!
名義変更と等級継承についてお伝えいたしました。
名義変更だけではなく、補償内容全体をみて、手続きをすることが大切です。
保険会社や代理店に相談する際には変更の背景などもお伝えするとよいアドバイスがもらえます。
全体感でお話してみてはいかかでしょうか?
自動車保険は、保険会社によって保険料に差がでます。
補償内容やサービスも大切ですが、できるなら保険料を安く抑えたいですよね。
保険料を安くするには、自分の運転条件にマッチした保険を選んで「無駄を無くす」ことが大切です。
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