自動車保険の契約期間は「1年」が一般的ですが、保険会社によっては「3年」や「6年」などの長期契約もあります。

このページでは、長期契約のメリットとデメリットをご紹介します。

長期契約のメリットとデメリット

長期契約のメリットは主に次の3つです。

1.保険が安くなる場合もある

長期契約では、契約期間中に「事故を起こさない」ことを前提に保険料が算出されます。

例えば15等級の人が3年契約すると、1年目→15等級、2年目→16等級、3年目→17等級と計算されます。

契約期間中に事故を起こしたとしても、契約期間内は等級が下がらないため保険料は実質的に安くなります。

※ただし期間中に保険を使うと、次の更新時は保険料が高くなってしまいます。期間中保険を使わなければ、1年契約と同等の保険料あるいは若干安くなる仕組みです。

2.毎年の契約更新の手間が省ける

自動車保険の契約は「1年間」が一般的です。

1年だと思いのほか早く更新時期が訪れますよね。

更新を忘れてしまうと無保険で走行してしまうことになり、万が一の事故で保険が下りない事態が発生することも・・・。

更新時期を気にしないで契約を継続できるのが長期契約のメリットと言えるでしょう。

※長期契約の支払いは一括払のほか、年払いや月払いができる保険会社も多くあります。分割払いだと金銭的な負担も減らすことができますね。

3.契約期間中は保険料の変動なし

1年契約で事故を起こすと、等級がダウンするため翌年の更新から保険料が高くなります。

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また、事故で保険を使うと「事故あり係数」が適用されるため、大幅に保険料が高くなってしまいます。

そんな自動車保険ですが、長期契約では期間中の保険料が定額になります。

契約期間中に「何度」事故を起こしても、等級ダウンしないので保険料の変動がありません。

※契約期間中は保険料はあがりませんが、契約満了後の更新時に大幅に保険料が高くなってしまう(あるいは契約を断られる)ので注意しましょう。

長期契約より短期(通販型)の方がお得?

長期契約はメリットも多くありますが、保険料を安くしたいのであれば通販型の方がお得になるケースがあります。

例えば近年中に免許更新があり「ゴールド免許」になる場合。

長期契約の場合、契約したときの条件で保険料が決まります。

もし1、2年後にゴールド免許になるのであれば短期契約で更新を待った方がトータル的に安くすることができるかもしれません。

長期契約が良いか短期契約が良いか悩んだ時は、気軽に保険会社へ問い合わせてみましょう。

自動車保険は、保険会社によって保険料に差がでます。
補償内容やサービスも大切ですが、できるなら保険料を安く抑えたいですよね。

保険料を安くするには、自分の運転条件にマッチした保険を選んで「無駄を無くす」ことが大切です。

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