「事故車を売りたいけど、破損が大きくボロボロだから売れないよね・・。」
事故車を手放すとき、多くの人が「廃車」にすることを考えます。
もちろん、事故車は廃車にしたほがよい「物理的全損」の車両も多いので一概に間違っているとは言えません。
ですが、買い手のいる車であればそれなりの金額で売れることもあるのをご存じでしょうか?
このページでは、事故車を高く売るための方法をご紹介します。
まずは「売る」ことを考えよう
「事故車」という名前が消極的なイメージにさせるので、つい売れないと思いがちですよね。
事故車であっても、次のうちどれかに当てはまると「売れる」可能性があります。
- 年式が新しい車
- 人気の車種
- 走行距離が少ない
- エンジンが良好
- 外装社内がキレイ、臭いが無い
事故車と言ってもフレームが破損してしまった「修復歴車」や、ボディの表面だけ傷や凹みがある車など、いろいろなパターンがあります。
修復歴あり・なしで査定額に差が出る
車の査定額を決める主な基準は、「車種・走行距離・年式」の3つですが、その次に重要なのが「修復歴」です。
試しに中古車販売のgoo-net(グーネット)など見てもらえるとわかりますが、修復歴の記載が大きく出ていることがわかります。
「事故車=修復歴」ではない
誤解されやすいのは、事故で修理した車をすべて修復歴車と思われていることですね。
修復歴車とは、車の骨格にあたる「フレーム」を修理したり交換したりした車のことを言います。
つまり、フレームではない「ドア」や「スポイラー」などを破損した場合は、修復歴車とは言いません。
破損した部分を修復すれば、査定額に影響はないと考えてよいでしょう。
高く売るために一括買取査定を利用する
事故車が売れるかどうかは、実際に査定をしてみないとわかりません。
査定をすることで「いくらで売れるか」が分かりますが、高く売るには次の3つのポイントを抑える必要があります。
1.買取査定を利用する
車を売る方法は、「買取」か「下取り」かの2種類があります。
どうして買取査定をおススメするかと言えば、中古車の流通経路の違うからです。
下取りは新車や中古車へ「乗り換え」ることが条件になります。
販売するディーラーは車を売るのが商売なので、下取りは業種が異なることもあり消極的です。
一方の「買取」は、買うのが専門なので中古車の価値を熟知している集団です。
中古車市場でいくらで売れるか知っているので、儲けを上乗せしたギリギリの査定額を付けることができるのです。
2.複数社へ見積もりを依頼する
買取店に査定するときに最も重要なのが「複数社へ見積もり依頼」することです。
買取店も商売ですから、できるだけ買取は安くして高く売りたいと考えますよね。
1社だけに査定を依頼すると、足元を見られてしまうので必ず競合店の見積もりを集めましょう。
3.査定額を競わせる
複数社へ査定を依頼すると。見積もりを多く集めることができます。
あとは比較することで一番高いお店に売ることができますが、さらに高く売るために、競合店と競わせましょう。
「〇〇会社は△△万円でしたけど、お宅だともう少し高くなりませんかね?」
お店側も多少の利益を削っても仕入れたい思いがあれば、プラス査定額を上積みしてくれることがあります。
1~3を実践することで、事故車であっても高く売ることができるでしょう。