自動車保険の被保険者が亡くなった時、どのような手続きが必要でしょうか?
このページでは、解約や等級などの手続き方法についてご紹介します。
まずは亡くなった被保険者の契約内容を確認する
自動車保険の被保険者が亡くなった場合、引き継ぐ人との関係性の確認をしましょう。
亡くなった方の自動車を今後、使用するかどうかによって手続きが変わってきます。
被保険者が契約者と同一の場合は、まず「誰が手続きをするか」を決めなければなりません。
契約者は、保険料の負担者であり、保険契約の一切の権限を持っている人ということになるからです。
その際に忘れてはならないのが、『等級継承』についてです。
『等級継承』とは、いくつかの条件に合致した場合に、ノンフリート等級のメリットを享受出来る制度で、配偶者、同居の親族、配偶者と同居の親族へ継承できると決められています。
契約者は「保険料を負担する人」なので、誰でもなることができます。しかし被保険者は、「等級を継承できる人」ということになりますので、注意が必要です。
契約者が被保険者と違う場合は、手続きをするには問題ありません。
被保険者として、誰が等級を継承できるるかを確認するのみです。
解約の手続き
自動車保険の名義変更や等級継承の手続きは、保険会社へ連絡すれば即時対応してくれます。
もちろん、すぐに解約することも可能です。
ただし、亡くなった方の遺産相続でモメている時は、相続人が決まらず長引くことがありますよね。
相続人が決まらないと自動車はもちろん、保険の手続きも滞ってしまうでしょう。
そんなときは、法定相続人に設定することによって、手続きを滞りなく進めることができます。
相続人が決まったら、内容変更手続きによって、保険契約者を変更し、引き続き契約を継続することができます。
等級の継承でお得になる
必ずしも乗っていた自動車が必要であるとは限りません。
その場合は自動車を売却、あるいは廃車にしますが、保険はどうすればいいでしょうか。
保険は、前段でお伝えしましたとおり、ノンフリート等級割引を継承することができます。
要件に合致した人が、等級を継承することができます。
すぐにその自動車保険が必要ない場合は、10年間等級を保有する『中断証明書』発行依頼の手続きをします。
いずれ必要となったときに、その等級を使って保険を付保することができます。
亡くなった方の等級が自分の等級より高い場合
等級継承できる人がすでに車を所有し、契約している自動車保険が引き継ぐ自動車保険の等級より低い場合。
『車両入れ替え』または、『はきだし新規』の手続きをすることによって、高い等級の自動車保険を継承することが出来ます。
契約を引き継ぐ人が誰もいない場合
亡くなった方が高い等級を保有していたとしても、同居の親族がいなくて等級継承ができる関係性ではない場合は・・・。
残念ながらその契約については、そのまま解約するしかありません。
解約手続きは、相続人または法定相続人が解約手続きをする必要があります。
等級の遺産を有効活用しよう
人が亡くなるというのは、遺産相続や身元整理、行政手続きなどいろいろやらなければいけないことがあり大変ですよね。
大変な時期ではありますが、残してくれた遺産を有効活用できるようにしましょう。
自動車保険で言えば等級。亡くなった方の契約を有効に使うことができるる可能性について、代理店や保険会社に相談してみると良いかもしれません。
自動車保険は、保険会社によって保険料に差がでます。
補償内容やサービスも大切ですが、できるなら保険料を安く抑えたいですよね。
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