自動車の事故でモメる多くの原因。
それは破損した車の評価が想定より低いことが原因で、保険金額が減ってしまうことです。
もし交通事故に遭った時は、有利とは言わずとも、損をしたくないですよね。
正当に自動車を評価し、保険金額に反映してもらうにはどうすれば良いでしょうか?
このページでは、交通事故の際に支払われる『保険金額に影響する自動車の評価』についてご紹介します。
自動車の評価とは?
自動車の事故で自動車に被害があった場合は、保険会社の査定の専門家であるアジャスターによって自動車が査定されます。
査定には、日本自動車査定協会、自動車構成取引協議会、日本中古自動車販売協会連合会などの統一の基準が採用されています。
車の骨格であるフレームが破損した場合は、「修復歴」とみなされます。
修復歴ありの場合、評価が減額されるため、一般査定額の30%減と言われています。
- フレーム
- クロスメンバー
- インサイドパネル
- ピラー
- ダッシュパネル
- ルーフパネル
- フロア
- トランクフロア
- ラジエータコアサポート
自動車におけるこれらの部品の修復状況がとても重要な鍵となります。
これらが事故の前と後でどれだけ性能が劣化しているか、外観に影響を及ぼしていないかなどがみられます。
評価が下がるケース
評価に影響を及ぼす懸念材料としては、
- 修理の限界で自動車の性能や外観等が事故前より低下している。
- 事故による衝撃のため車体、部品等に負担が掛かり、修理したのちに不具合が発生しなくても、使っていると不具合が出やすくなる。
- 修理したといっても完全ではない可能性があり、隠れた損傷がある。
- 事故車として縁起が悪いと扱われてしまう。
というようなことがあります。
評価が下がったときに対抗する方法とは
判例では、評価損を認める傾向にあり、修理費が保険金額として認められている傾向にあります。
保険会社では、保険金を支払うという観点から、評価損に対しては厳しいというのが現状です。
全面的に認めないという保険会社もありますが、『新車登録後1か月以内の車両のみ認める』という保険会社もあります。
ただし、判例では認める結果が67.5%となっており、裁判をすることで認められる可能性があります。
裁判をすれば納得の結果が得られますが、費用と労力を考えると割に合わないケースもあります。
裁判をする前に、
- 弁護士などの法律の専門家
- 交通事故紛争処理センター
- 日弁連交通事故相談センターなど
へ相談しましょう。
第三者の意見を聞いてみることや、自動車の客観的な再評価を受けてみるのも手段の一つです。
自動車保険は、保険会社によって保険料に差がでます。
補償内容やサービスも大切ですが、できるなら保険料を安く抑えたいですよね。
保険料を安くするには、自分の運転条件にマッチした保険を選んで「無駄を無くす」ことが大切です。
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車を高く売るには、「一番高く売れるお店を探す」ことに尽きます。
買取会社によって欲しい車が異なるため、同じ車の査定でも会社により平均で13万円以上の差がでると言われています。
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