不意な事故で道路標識を破損してしまうことがあります。
破損した場合は自動車保険の損害賠償保険を使うことができますが、道路標識はそれほど高額ではありません。
保険を使わないほうが安上がりなこともあります。
一般道の道路標識は1本10万円~30万円
一般道に見られる道路標識はそれほど高くはありません。
上記はミドリ安全で販売されている構内用の価格です。(2016年7月現在)
道路標識は構内・構外で品質に違いはないので、およそ1万~2万円程度の価格になるでしょう。その他に支柱代、コンクリート代、搬送費、工事費などが加算されて10万円程度になります。
交通量の多い道路の場合は、工事をするのに交通誘導をする必要があるかもしれません。その場合は追加で誘導員の人件費などが加わり10万円~30万円程度になります。
一般道の道路標識を破損し賠償するときでも自動車保険の賠償損害保険を利用することができます。ただし道路標識の価格はそれほど高くないため、自腹で賠償金額を支払い等級を下げないほうがトータルで安くなることもあります。自動車保険の担当者に相談してみましょう。
高速道路の標識は100万円~500万円
高速道路の標識は主に2種類あります。ヘッドライトで反射するタイプの「反射式標識」と、蛍光灯やLEDなどを内部に内蔵し点灯するタイプの「内部照明式標識」があります。
高速道路の標識はサイズがさまざまです。大きさによって価格が異なります。
反射式標識は1㎡あたり10万円が相場でサイズは約10㎡あるのでおよそ100万円になります。
内部照明式標識は1㎡あたり約30万円と反射式標識の約3倍の値段がします。こちらも約10㎡ほどの大きさがあるので300万円が相場になります。
加え交通が多い道路であれば交通整理の費用も別途かかるため、およそ数十万円~数百万円の費用がかかります。
標識を破損した時は道路管理者から請求がある
当然の事故で標識を破損してしまったときは、速やかに警察へ届け出ましょう。
道路に設置される道路標識の種類は大きく分けて「案内標識」・「警戒標識」・「規制標識」・「指示標識」の4種類あります。
案内・警戒標識は国土交通省や都道府県あるいは市町村が管理しています。指示標識は公安委員会が管理しています。
破損したときは各管理者から請求が来ることになりますが、自動車保険に加入しているならばすべて保険でカバーされます。
事故が起きた直後に連絡を入れておくと、後の処理はすべて保険会社で取り行ってくれます。
破損を連絡しないと後で請求がくることもある
自損事故で標識を破損させてしまったときは、黙ってその場を離れてしまう人も多いのではないかとおもいます。
バレなければ請求が来ることはありませんが、もし目撃者がいたり防犯カメラに写っていたりすると後々請求が来る可能性があります。
あとあと請求が来てパニックになったとしても、警察に届け出をしていないため「事故証明書」が発行されません。事故証明書がないと自動車保険も適用されないため高額な請求を支払うことになりかねません。
どんなに些細な事故でもしっかり警察に届け出ることが大切です。
損害賠償保険の上限は無制限がおススメ!
標識を破損したときに支払われる保険は「損害賠償保険」です。標識は目が飛び出るほど高額なわけではないので、いざ破損したとしても保険をつかわずに自腹で修理したほうがお得な場合もあります。
ただし標識の種類や倒したことで交通整理が必要になったりすると、費用があっという間に高額になってしまいます。
損害賠償保険は1,000万円、2,000万円など上限の保険金額を設定することができますが、「無制限」がオススメです。
賠償金額は高額になる傾向にあるため「無制限」は「安心」を手に入れることといえるかもしれません。
自動車保険は、保険会社によって保険料に差がでます。
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