自動車の任意保険に加入すべきかお悩みの方へ。
任意保険は「必ず」加入することをお勧めします。
「自賠責保険があるから大丈夫じゃないの?」
確かに自賠責保険で全ての賠償金をまかなえるケースもありますが、多くは上限金を超えてしまいます。
上限金を超えた分は、自己負担しなくてはいけません。
賠償額は数万円〜数十万円に収まらず、数千万円〜数億円になるケースも過去にあります。
このページでは、任意保険「未加入」による賠償金の請求例をご紹介します。
ケース1:運転中に自転車に衝突しケガを負わせた
運転中に誤って路肩に停止している自転車に接触しケガを負わせてしまったAさん。
ケガをした相手は、腰部を打撲してしまい4か月の治療が必要になった。(治療費54万円)
また、相手が3週間勤務できなかったため休業損害(26万円)と慰謝料(48万円)、合計131万円を支払った。
自賠責保険に加入していれば人身事故は120万円まで補償されます。自己負担は11万円(131万−120万)になります。
ケース2.運転ミスで信号機に衝突した
雪道を走行中、雪にハンドルを取られてしまい交差点の信号機に衝突したBさん。
信号機は「信号灯器」と「交通信号制御器」が電柱に装備されていますが、電柱を倒すとすべて破損してしまいます。
信号機の機器は1式で400万円。
また倒してしまった道路は「主幹道路」のため、交通整理をしながら復旧作業をする必要がありました。
交通整理など復旧にかかる費用が200万円。合わせて600万円の損害賠償が発生しました。
ケース3.運転ミスでコンビニに衝突してしまった
コンビニの駐車場でアクセルとブレーキを間違えてしまい、お店に突っ込んだCさん。
幸い負傷者はいませんでしたが、ガラス張りの窓や商品、陳列棚などを破損させてしまいました。
加えて修理期間中は店舗の営業ができないため、本来得るはずだった利益(逸失利益)を請求されました。
合計で2,200万円の損害賠償でした。
損害賠償額が「億」を超えるケースもある
交通事故は車を運転する限り、全ての人に起こりうるリスクがあります。
不意の事故で、数億円にも及ぶ損害賠償を請求されるケースもあります。
過去に請求された高額賠償の実例をご紹介します。
対人賠償の高額請求の例
賠償額 | 被害者 | 状況 | |
---|---|---|---|
No.1 | 5億843万円 | 41歳男性、眼科開業医 | 死亡 |
No.2 | 3億7,829万円 | 21歳男性、大学3年生 | 後遺症 |
No.3 | 3億6,756万円 | 33歳男性、会社員 | 後遺症 |
相手を負傷させたり死亡させたときは、慰謝料や逸失利益など、多くの賠償金が請求されます。
自賠責保険の最高額が3000万円。「億」単位で請求されると一家離散することになりかねません。
対物賠償の高額請求の例
賠償額 | 被害者 | 状況 | |
---|---|---|---|
No.1 | 2億6,135万円 | トラック | 積み荷の高級衣服が消失 |
No.2 | 1億3,450万円 | パチンコ店 | 店内破損し改修に伴う業務停止 |
No.3 | 1億2,036万円 | 電車 | 踏切に立ち往生し電車と衝突 |
高額な商品が乗ったトラックと衝突した場合など、賠償金が高額になるケースがあります。
コンビニなど店舗も修理費だけでなく、休業補償なども加算されるため高額になりやすいですね。
必ず任意保険に加入しよう
「任意保険」の加入はあくまで”任意”ですので、加入しない手もあります。
しかしながら上述の通り、いざ事故を起こすと高額な賠償金の請求が発生するため実費でまかなうのは不可能でしょう。
数千万円や数億円の賠償金を支払うために一生を棒に振るうことは避けたいところです。
車を運転するなら、必ず任意保険に加入しましょう。
自動車保険は、保険会社によって保険料に差がでます。
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