交通事故の損害賠償をめぐる交渉は、残念ながら全て納得のいく条件で話が進むとは限りません。
「思っていた以上に治療費が支払われなかった」
「重度のケガを負って多額の生活費がかかるのに慰謝料が少ない」
示談の相手は相手の保険会社であることが多いかとおもいます。
その保険会社も、一民間企業であり保険の支払いによる損失を、できるだけ少なくしたいという立場にあります。
示談交渉に納得いかない時は『裁判』をする必要がありますが…。
弁護士を雇って法廷で争うことは多額の費用と労力がかかるため泣き寝入りする人も少なくありません。

「泣き寝入りしたくない。でも裁判するのは負担が大きすぎる…」
そんなときは、無料で弁護士に相談し和解をあっ旋してくれる『交通事故紛争処理センター』や『日弁連交通事故相談センター』に相談することをお勧めします。
このページでは、前者の『交通事故紛争処理センター』をご紹介します。
交通事故紛争処理センターとは?
交通事故紛争処理センターは、当事者あるいは保険会社との示談交渉に納得できず、和解の余地がないときに仲介をしてくれる団体です。
当センターは、保険会社から資金が運営財源がまかなわれています。
なによりすごいのは無料で相談・あっ旋をしてくれること。
担当してくれるのは、専任の弁護士であるため過去の判例を元に仲裁をしてくれます。
全国9つの地域に窓口がある
交通事故紛争処理センターは、全国で次の地域に窓口があります。
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全国で194名(平成28年9月現在)の弁護士が常駐しており、センターを運営しています。
相談件数は年間で約2万件。
そのうち約9割は和解が成立しているようです。
相談の流れ
法律相談とあっ旋の依頼は、次の3ステップで進めます。
- 電話予約
- 法律相談・和解あっ旋
- 審査
※相談は、事故直後や治療中の段階では受付ていないので注意しましょう。
1.電話予約
地域を所管する窓口へ電話をし、面接の予約(月~金9時~17時)を取ります。
予約が確定すると、申込用紙が郵送されるので当日まで記述しておきましょう。
なお、当日までに「事故証明書」や「賠償金提示明細書」などが必要になりますので指示をもらいましょう。
2.法律相談・和解あっ旋
面接の当日に、担当の弁護士が資料を確認し、問題点や助言などを行ってくれます。
物損事故の場合は当日中に和解のあっ旋を行います。
人身事故の場合は、2回目に当事者を集めて和解のあっ旋が行われます。
3.審査
あっ旋に納得できない時は、審査会が設けられます。
当事者が参加し、それぞれの主張を踏まえて結論を出します。
結論に対して、14日以内に同意するかしないかの連絡をします。
また、別の団体(日弁連交通事故相談センターなど)へすでに相談している場合は、受付けてもらえません。
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